皆さんこんにちは!
 
株式会社畠平電気、更新担当の中西です。
 
 
さて今回は
電気のよもやま話~高電力~
ということで、ここでは、高電力が必要となる主なエリアとその理由を詳しく解説します。
 
電気工事の現場では、エリアごとに必要とされる電力の量が異なります。特に「高電力」が求められるエリアでは、安全性・効率性・機能性を確保するための十分な計画と設計が必要です。
1. 工場・製造現場
なぜ高電力が必要か?
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大型機械や産業用設備(モーター、溶接機、コンベアなど)の稼働
 
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24時間稼働するラインが多く、安定した大容量供給が求められる
 
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三相200V〜400V以上の電源を必要とする装置が多数
 
対応する工事
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高圧受電設備の設置
 
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三相電源の分配設計
 
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動力盤・変圧器の設計強化
 
2. 商業施設・オフィスビル
なぜ高電力が必要か?
対応する工事
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電力容量の余裕を持った幹線設計
 
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各フロアごとの分電盤・負荷分散
 
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デマンド監視・省エネ制御の導入
 
3. 医療施設(病院・クリニック)
なぜ高電力が必要か?
対応する工事
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医療用絶縁変圧器の設置
 
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二重化配電システム
 
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自家発電機との連動設計
 
4. データセンター・通信施設
なぜ高電力が必要か?
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大量のサーバー・ネットワーク機器が常時稼働
 
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空調負荷(サーバー冷却)が非常に高い
 
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停電が業務に直結するため、無停止の電源供給が前提
 
対応する工事
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高効率の受電・変電設備
 
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無停電電源装置(UPS)と非常用発電機の多重化
 
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冷却設備のための独立系統電源
 
5. 大型集合住宅(高層マンションなど)
なぜ高電力が必要か?
対応する工事
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大容量の幹線設計と住戸別の負荷分散
 
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分電盤の高機能化
 
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省エネ型設備とエネルギーマネジメントの導入
 
高電力が必要なエリアでは、単に容量を増やすだけでなく、負荷の特性、安全性、将来的な拡張性も含めた総合的な設計と施工が求められます。
設備選定や配線設計の段階から、専門的な知識と経験が不可欠です。
 
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